Internal How-To · hotice

自分専用のAIを、Discordに住まわせる方法

Claude Codeで作る、自分だけのチャットアシスタント(Junの実例つき)

これは何?
Junが自分用に作った「CL.J」というDiscordアシスタントの作り方を、そのまま共有するページです。話しかけると、Claude(AI)が答えてくれます。追加のAPI課金は不要——自分のClaude Pro/Maxの契約で動きます。

結論から言うと、自分でコードを書く必要はありません。下にある「お願い文」を、自分のClaude Codeにそのまま貼って渡せば、あとはClaude自身が手順を教えながら作ってくれます。

目次
  1. 必要なもの
  2. 作り方(お願い文を渡すだけ)
  3. Discord側で自分がやること
  4. つまずきやすいポイント
  5. 知っておいてほしいこと

1. 必要なもの

① Claude Pro/Maxの契約

自分個人の契約が必要です。会社の契約とは別物(会社の全社導入プランとは無関係に、個人で動かす仕組みです)。

② Claude Code

Macのターミナルで動くClaudeアプリ。自分のClaude Pro/Maxアカウントでログイン済みであること。

③ Discordアカウント

無料。自分専用のサーバー(部屋)を1つ作っておくとスムーズです。

④ 30分くらいの時間

ほとんどClaude Codeとの対話で進みます。手を動かすのは「画面の指示通りクリックする」作業が中心です。

2. 作り方(お願い文を渡すだけ)

Claude Codeを開いて、下の文章をそのままコピーして貼り付けてください。あとはClaudeが「次は何をしてください」と聞いてくるので、それに沿って進めれば完成します。

この文章をそのままコピペ
私専用の、Discordから話しかけられる相棒AIを作ってください。要件は以下の通りです。 1. 頭脳: 私のClaude Pro/Maxサブスクリプションで動く「claude -p」(ヘッドレスのClaude Code)を使う。Anthropicの追加APIキーは不要にしたい 2. Discord側: 無料のDiscord Botトークンを使う(Discord Developer Portalでアプリを作る)。作り方から手順を教えてほしい 3. セキュリティ: ・私のDiscordユーザーID以外には一切反応しない(他の人には無視するか「本人専用です」とだけ案内) ・子プロセスに渡す環境変数は必要最小限にして、PC内の他のAPIキー等を継承させない ・Bashの実行・メール送信・カレンダー変更など危険な操作はさせない ・ファイルの書き込みをさせるとしても、専用の1ファイルだけに限定してほしい ・会話の記憶はDiscordのチャンネルごとに分けて、リセットできるコマンドも作ってほしい 4. Macにログインしている間は、ターミナルを開いていなくても自動で動くようにしたい(launchdを使う) 5. 作業の途中で、私が何を確認・入力すればいいか、その都度指示してほしい 6. 完成したら、実際に動くかテストしてから「できた」と言ってほしい 一つずつ確認しながら進めてください。わからない専門用語が出てきたら、その都度かみ砕いて説明してください。
なぜAPIキーじゃないの?

ChatGPTのAPIのように「使った分だけ課金」される方式ではなく、自分のClaude Pro/Maxの利用枠(サブスク)を使う方式です。追加費用は発生しません。ただし、ターミナルで直接Claudeを使う分と同じ枠を共有するので、Discordで話しすぎると日中の利用枠を圧迫することがあります(5時間ごとにリセットされます)。

3. Discord側で自分がやること

Claudeがコードを作っている間、Discord Developer Portal(discord.com/developers/applications)での作業は自分の手で行う必要があります。おおまかな流れです(詳細はClaudeが都度教えてくれます)。

1

アプリを作る

「New Application」から名前を付けて作成。アイコン画像も好きなものを設定できます。

2

Botの設定をON

「Bot」タブでMESSAGE CONTENT INTENTを必ずONにする(これを忘れると、ボットがメッセージの中身を一切読めず、完全に無反応になります)。

3

トークンを取得

「Reset Token」で表示される文字列をコピーし、Claudeの指示に従って設定ファイルに貼る。このトークンは、Claudeとの会話には絶対に貼らないでください。

4

自分のサーバーに招待

「OAuth2」→「URL Generator」で権限を選び、生成されたURLで自分のサーバーに追加する。

4. つまずきやすいポイント

症状だいたいの原因
完全に無反応MESSAGE CONTENT INTENTをONにし忘れている
起動時にエラーで落ちるトークンの貼り付けミス(前後に余計な空白・改行が入っている)
返信が2回来るテスト起動したプロセスを止めずに、常駐設定も別に動かしている(二重起動)
権限画面の項目名が日本語でよくわからない「チャンネルを見る」「メッセージ」「メッセージ履歴を読む」の3つが最低限あればOK

5. 知っておいてほしいこと

これは個人の実験的な取り組みです

hoticeでは別途、会社としてのAI導入プロジェクトが進行中です。このページの内容は、それとは独立した「個人でここまでできる」という共有であり、公式な会社支給ツールではありません。会社のSlackにAIを繋ぐなど、社内システムに関わる範囲まで広げたい場合は、進める前にJunかKenさんに一声かけてください。

困ったら

作業中に詰まったら、まずは自分のClaude Codeに「エラーが出た、直して」と伝えてみてください。それでも解決しなければ、Junに聞いてもらえれば一緒に見ます。