連携した4つのツール
いずれも Claude Code から curl 方式で叩く「APIキー+CLIラッパー」構成。役割が重ならないよう、取れるものが違う。まずは全体像から。
| ツール | 取れるもの(ひとことで) | 認証・無料枠 | ラッパー |
|---|---|---|---|
| X API | SNSの今の勢い(フォロワー・投稿反応・直近7日の話題) | Bearer1本・従量課金 | x.sh |
| Googleトレンド | 検索需要の推移(季節性・地域・急上昇ワード) | SerpApiキー・250回/月 | gtrends.sh |
| SerpApi | 検索・マップ・ニュース・EC価格の横断取得 | SerpApiキー・250回/月(トレンドと共有) | serp.sh |
| YouTube API | 他人の登録者・再生数・コメント本文 | APIキー1本・10,000u/日 | yt.sh |
使い分けの軸: 「今の勢い」はX、「検索という需要」はトレンド、「検索結果・店舗・価格」はSerpApi、「動画の数値と声」はYouTube。迷ったらこの4象限に当てる。
目的から引く早見表
「やりたいこと」から使うツールを逆引き。道具を指定して頼むと自動で振り分けて実行する。
| やりたいこと | 使うツール(コマンド) | 頼み方の例 |
|---|---|---|
| 起用候補の規模(登録者・フォロワー)を知りたい | YouTube channel+X user |
「候補3名のYouTube登録者とXフォロワーを表で」 |
| 投稿・動画の反応(いいね/再生/コメント数)を測りたい | X tweet / YouTube video |
「このPR投稿/動画の反応数を取って」 |
| 視聴者の生の声(コメント本文)を読みたい | YouTube comments |
「この動画のコメントを反応順で。賛否を要約」 |
| 今この瞬間の話題・炎上の初動を見たい | X search(直近7日) |
「直近7日で『#○○』を反応が良い順に」 |
| 商材の季節性・仕込む時期を知りたい | トレンド TIMESERIES |
「『(商材)』の過去3年の月別人気推移。仕込む月は?」 |
| どの地域で需要が高いか | トレンド GEO_MAP |
「『(サービス)』を都道府県別で。上位5地域」 |
| 伸びている検索の切り口を発掘したい | トレンド RELATED_QUERIES |
「『(ジャンル)』の関連急上昇ワードを出して」 |
| エリアの店舗・営業リードを探したい | SerpApi maps |
「渋谷の美容クリニックを20件、評価と電話つきで」 |
| 会社/ブランドのニュース露出・検索順位 | SerpApi google / news |
「『(ブランド)』のニュースを直近で。媒体つき」 |
| 商品の価格相場を裏取りしたい | SerpApi shopping / amazon |
「『(商品)』の相場を出して。価格帯は?」 |
| ジャンルの人気動画・クリエイターを探したい | YouTube search(100u) |
「『(ジャンル)』の人気動画TOP10と起用候補を洗い出し」 |
媒体別「他人の数値」の取れ方(重要)
各SNSで、他人(起用候補・競合)の数値やコメントがどこまで取れるかは媒体で大きく違う。ここが起用リサーチの前提になる。
| 媒体 | フォロワー/登録者数 | 投稿の反応数 | コメント本文 | 手段・注意 |
|---|---|---|---|---|
| YouTube | ○ | ○ | ○ | 公式API(yt.sh)で手軽 |
| X(Twitter) | ○ | ○ | △ | x.sh・従量課金/本文は検索で一部 |
| △ | △ | ✕ | 公式Business Discovery(合法無料・本文不可) | |
| TikTok | ✕ | ✕ | ✕ | 公式は不可→Apify(規約グレー・要Ken承認) |
| Google検索(需要) | — 個人単位ではなく「検索人気(相対値)」で需要を見る — | トレンド(gtrends.sh) |
||
※ ○=公式に取得可 / △=条件つき・一部 / ✕=公式では不可。TikTokのApify利用は利用規約グレーのため実行前に Ken さんの承認が必要。
コスト・無料枠の早見
SerpApi系(トレンド+serp)は同じ250回/月を食い合う点だけ要注意。他は独立枠。
X API
従量課金
$0.005〜
$0.005〜
user$0.010 / 反応$0.005・24h重複なし
トレンド+SerpApi
250回/月
2つで共有・超過$25/月(1000回)
YouTube API
10,000u/日
search=100u・他=1u
食い合い注意
gtrends
+serp
+serp
同一250回枠・叩きすぎ注意
組み合わせレシピ(横断の型)
1ツールでは片手落ちになりがちな場面ほど、道具を組み合わせて頼むと精度が上がる。
# 起用候補の総合評価(規模×反応) 「候補3名を、YouTube登録者・Xフォロワー・ 直近投稿の反応で1つの表にして。起用の目安コメントも」 # ローンチ設計(需要×話題×売れ筋) 「(商材)の季節性はトレンド、今の話題はX、 売れ筋と相場はSerpApi shopping で。まとめて」 # 競合ウォッチ(露出×反応) 「競合ブランドのニュース(SerpApi)と、 X公式アカウントの直近の反応を突き合わせて」 # クリエイター選定(探索→深掘り→声) 「(ジャンル)の人気YouTube動画をsearchで探し、 上位チャンネルのchannel統計とコメントの賛否を要約」
コツ: 「今の勢いはX、季節性はトレンド、店舗はSerpApi、動画はYouTube」と道具を名指しすれば、最適なツールに自動で振り分けて実行する。
使う前の共通注意点
- 無料枠の食い合い: Googleトレンドと SerpApi は同じ 250回/月 を共有。定期モニタリングや大量取得は回数設計をしてから(使用量は
serpapi.com/account)。 - 公開データのみ・時点値: どれも取れるのは公開情報のスナップショット。重要な意思決定は再取得で裏取りする。
- 出力を鵜呑みにしない: 数値が不自然なときは結果をファイル保存して読み直す(過去にBash出力が壊れた実例あり)。
- PII・クライアント配慮: クリエイター氏名・アカウント名・コメント投稿者名は個人情報。クライアント資料に使う際はマスキング要否を先に判断し、商材名を検索語に入れる際は社外秘・未公開情報の混入に注意。
要確認: TikTokの他人数値は公式に取れず、Apify等のスクレイパーは利用規約グレー=実行前に Ken さんの承認が必要。営業リードの外部連絡は特定電子メール法の対象(送信は人手)。